はじめに
愛媛の「伊豫豆比古命神社(椿神社)」は伊予豆比古命と伊予豆比売命の夫婦神を祀っている神社として知られています。しかし、この神社には妃の伊予豆比売命の御神体は安置されておらず、夫婦別々になっていることで知られています。
では、どこに伊予豆比売命のご神体が安置されているのかというと、
松山市久米にある「日尾八幡神社」です。
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日尾八幡神社の所在地
701年大宝律令以前、かつて久米氏が管轄し政庁跡(久米官衙遺跡)のあった久米の北部、山麓に日尾八幡神社が鎮座しています。
日尾八幡神社の由緒
752年(奈良時代)宇佐八幡から勧請し、当初は久米八幡宮と呼ばれていました。
孝謙天皇の勅願所となり大神朝臣久米麿、高市古麿を斎主とします。
また、鎌倉時代には源頼朝が社殿再興、河野通信が修築しますが応永年中火災により焼失しました。
その後、河野氏により修築されたものの、河野氏の滅亡で荒廃。
加藤嘉明が松山城建造時には近郷の八幡宮八社を選び武運長久を祈願、以後、歴代藩主から崇敬されました。
伝説
この神社の祭神伊予比売命(伊予豆比売命)と、伊予比古命(伊予豆比古命)は夫婦神、伊予国の神として、2000年以上昔から祀られていました。
その場所は、現在の場所ではなく、かなり離れた山中の久米郡神戸郷古天野神山(現在の小野村大字小屋峠)という場所でした。
ある時、洪水によって社殿が倒壊して平井谷明神ヶ鼻という場所に安置されていました。
ところが、また洪水が起こり、2つのご神体は別々の場所に流されてしまいます。
男神の伊予比古命は天山村の縦淵流れ着き、現在の神社、伊豫豆比古命神社に祀られました。
一方、女神の伊予比売命は、日瀬里(現在の久米窪田)の龍神淵で引き上げられ、後にここ日尾八幡神社に鎮座することになったのです。
祭神
西玉殿
品陀和気命(ほんだわけのみこと、応神天皇)
帯仲日子命(たらしながつひこのみこと、仲哀天皇)
中玉殿
多紀理毘命(たぎりひめのみこと、比売神、宗像三女神)
狭依毘売命(さよりひめのみこと、比売神、宗像三女神)
多紀都毘売命(たぎつひめのみこと、比売神、宗像三女神)
東玉殿
大帯姫命(おほたらしひめのみこと、神功皇后)
西玉殿側玉殿
健内宿禰命(たけうちすくねのみこと)
中玉殿
伊予比売命(いよずひめのかみ)
饒速日命(にぎはやひこのみこと)
東玉殿側玉殿
猿田毘古大神(さるたひこのおおかみ)
この中の、中玉殿の御祭神に
・伊予比売命(いよずひめのかみ)
・饒速日命(にぎはやひこのみこと)
がいます。
伊予比売命は、伊予比古命との夫婦神とされているのですが、
なぜか伊予比古命ではなく、饒速日命になっています。
いいかえると、伊予比古命は饒速日命に相当する神ということになります。
饒速日命の妃として、
・瀬織津姫・・・大祝詞(おおはらえのことば)に登場
・狭依毘売命(さよりびめのみこと)・・・京都籠神社 イチキシマヒメのこと
・天道日女命(あめのみちひめのみこと)・・・尾張氏の祖 天香具山命の母
・御炊屋姫命(みかしきやひめのみこと)・・・宇摩志麻遅命(うましまぢのみこと)の母
が知られています。
愛比売命はうるおしき女神で水の女神。
愛比売命は伊予比売命と同一とする説をとると、愛比売命は同じ神格をもつ瀬織津姫とも捉えることもできます。
日尾八幡神社の神紋
左三つ巴
境内
実は、この神社。
私がここ久米に住んでいたとき、よくきていた神社です。
小学生の頃ボーイスカウトに入っていて、毎週日曜日はここが集会場になっていました。
ここに来たのももう30年ぶり。
まさか、ここに愛媛の祭神のご神体があったなんてびっくりでした。
生まれた時に初めて知った言葉が「愛媛」。
どこまで、愛媛という言葉がつきまとうんだろう。。
どうも、私は愛比売さんに好かれてるような気がしますなー。
失恋でうつ病を発症したのも、愛媛に連れ戻すための愛比売さんの呪いだったのかもしれぬ。
ほんと女性運がないんだわ。
関西に住んでいた時、うつ病の精神療養として奈良県大神神社に何度か通い、
そのときから記紀などを読み始めるようになったのですが、
それから祖神が宇佐八幡神宮初代神官、大神比義につながり、
さらには大神神社の「大物主神」にたどり着くことを知り、
この神社の神官も大神朝臣久米麿と「大神」つながりでさらに驚きでした。
現在は、三輪田氏が神官を務めていますが、名前から大神氏と同系列なのかもしれません。
あまりにも偶然が重なりすぎていて怖い気もします。
(この神社の裏に住んでいた中学のときに好きだった女の子の名前も「みわ」だった。)
このあたりには大神(三輪田姓)はみかけないのですが、「武智(たけち)」姓がとても多いのです。越智氏の一族が新居浜市の高市郷に移り住んで高市姓を名乗り、後に「武智」となったようです。
幕末に土佐勤皇党を結成し坂本龍馬とも交流のあった「武市半平太(たけちはんぺいた)」もこの流れともいわれています。
奈良大神神社(三輪山がご神体)ー愛媛日尾八幡神社(愛比売の御神体のある場所)
に到達。
そして、面白いことに、この神社は
1、久米(児玉氏)が守った東石清水八幡神社(児玉八幡神社)
2、石清水八幡宮(京都)
3、久米石清水八幡宮(香川県)
4、日尾八幡神社(久米八幡宮)
5、八幡総本宮 宇佐神宮(大分県)
6、熊本県菊池市泗水町の久米八幡宮です。
と大神氏、久米氏、八幡と縁のあるレイラインの関係があるようです。
市房山と久米の先祖との関係 | 久米の子の部屋 (ameblo.jp)
久しぶりに訪れた神社ですが、赤い鳥居があったことも忘れていました。
神門
本殿までは、神門から158段の階段を上っていくと着きます。
この長い階段も思い出の場所。
ウサギ跳びで登ったり
一列に並んで手旗信号の練習などしてました。
アイウエオならまだ覚えていますが、
さすがにウサギ跳びはもう無理。💦
この階段を眺めると過去の記憶が蘇り、ジーンと感慨深いものを感じました。
この頃は楽しかったね~。
石段沿い中腹に、境内末社:黒田霊社・奈良原神社・杉谷金毘羅社の3社があります。
本殿
日の丸が掲げられ、子供の頃にタイムスリップしたかのように昔とはほとんど変わっていない光景。
本殿内。
この奥に伊予比売命がおられます。
雨の日は、ここで技能訓練などやってました。
久米小学校は私の頃は児童数約2000人という四国一のマンモス校で剣道では全国1位になる強豪校だったのですが、近年もあいかわらず強いようです。
これも、武神の氏族久米氏と八幡神のおかげかもいれませんね。
私も剣道を小学校1年からやっていたのですが、途中でやめてボーイスカウトに入りました。
小学校の頃は子供ながら夜9時まで練習してましたね。
いまはもう、そんな体力ない。。
裏は遊歩道
昔はこんなに整備されていなかったような?
記憶があいまいです。
4月だというのにセミの抜け殻発見。
恐らく去年からずっとあるのでしょう。
龍神社 ~伊予比売命の辿り着いた場所~
伊予比売命が洪水で流されて辿り着いた場所が日瀬里(現在の久米窪田)の龍神淵という場所。
ここには龍神社があるようなのでついでに立ち寄ってみました。
龍神社の所在地
龍神社は、日尾八幡神社より1~2㎞南下した小野川付近の久米窪田という場所にあります。
龍神社の境内
ここは、私が幼稚園から高校まで住んでいたマザータウン。
こんなところに神社なんてあったけな?
と長年住んでいたにもかかわらず探すのに迷いました。
街並みはそれほど変化はありませんでしたが、よく遊んでいたゲーセン場、おもちゃ屋、コンビニなどはすっかりなくなっていたのが悲しい気分になりました。
当時に比べると、遊ぶ場所もなくなってほんとつまらなくなった時代ですね~。
私らの頃は、田んぼで野球などやってたのですが、そういうのもみなくなりました。
今の子供って何して遊んでるんだろう。
そして、小野川に沿って歩いていて見つけた龍神社。
なにやら、吸い寄せられるような空間・・。
本殿
本殿の周囲は囲いもなく、田園風景が広がっています。
本殿周囲をグルグル見回していると、
「はっ」
とここに子供の頃、神輿担ぎで来た記憶が蘇りました。
記憶も何等かの拍子で蘇るもんなんですね。
松山市は十月くらいになると、朝5時くらいのお日様が昇らないうちから「神輿音頭」が連日各所にある町内会からボリュームいっぱいで流れていたのです。
これがうるさいし、一日中流れるもので、うんざりしてあまりいい記憶がありません。
さすがに近年は苦情がでて、だいぶ控えめになっています。
松山のいたるところで流れる神輿音頭。
多くの松山市民がトラウマとなっているであろう。
龍神社近くの小野川。
前にある住宅が私の住んでいた公務員住宅です。
以前は8棟あったのが、3棟以外はほとんど廃墟のように誰も住んでいませんでした。
こういうのをみると、人口がかなり減少し日本は停滞しているのを感じます。
都市部のほうは人口減少は実感できないでしょうけど、地方は商店街もどんどんさびれてゴーストタウン化している場所が多いのです。
代わりに外国人が住み着いて日本も破壊が進んでおります。
なにか、この川をみて映画館でみた「千と千尋の神隠し」のラストシーンの光景を思い出しました
逆バージョンですけどね。
映画館でこの映画みたのですが、その日にちと場所も覚えています。
2001年9月12日 神戸メリケンパークのMOSAIC映画館。
兵庫には瀬尾律姫神社がありますよね。
映画にでもできそうなノンフィクションストーリー。
「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルが道後温泉ですしね。
よく行く神社はニギハヤヒに縁がある神社ばかりなので私はハク様なのかもしれぬの。
となると、私には瀬織津姫の化身ちゃんとの出会いがあるということになる。
小学生の頃は、ドブ川のような状態で、ナマズと亀が泳いでいただけの川だったのですが、今は綺麗になってカモも泳いでいました。近年は、人が減ってますが、海や川は綺麗になってるようで、川には錦鯉がいっぱい泳いでいます。ナマズはどこにいった。
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真理の島 四国(愛媛、香川、徳島、高知)
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