旅行記21 京都 亀岡 光秀ゆかりの 谷性寺

面接に京都へ

前回の面接結果がでないうちに、京都の企業に出していた書類審査も通り面接が決まった。
京都の押し型射出成形法のプラスチック工場。全然自分のキャリアに関係ないとこばっか。
というか、半導体も落ち目だからしかたなかった。
東芝、シャープなどボロボロになったし。日本が半導体で盛り返すのはないだろうと思ってたがやはりなー。TMSCが日本にきたらさすがにね。

半導体:「電子立国日本」のおごり、国の無為無策……「日本の半導体産業はもう復活できない」と断言できる理由 | 週刊エコノミスト Online
しばしば、「日本の半導体メーカーはなぜ凋落(ちょうらく)したのか」「復権は可能か」と聞かれる。 残念ながら「日本半導体メーカーの今を見る限り、復権はほぼ不可能」と考えざるを得ない。

面接ついでに、せっかくだから京都にホテルを予約し、面接日の翌日は京都観光をすることにした。

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亀岡へ

京都駅から亀岡まで山陰本線に乗って30分程度。
この日は小雨がぱらつく曇り空。
着いたら時間もあったので、駅近くのミスドで昼食をした。

しばらくして、あれ、このあたり来た事あるな・・
と思えば、保津川下りで過去2回きていた。
修学旅行で中学のとき保津川下り。
あとはバーベキューとカヌーしに。
保津川下りの乗り場が近くにあるのでここにきたのだろう。

亀岡といえば、明智光秀の丹波統治時代に居城としていた「亀岡城」。
「亀山城」だったか?と思えばどちらもよいようだ。
時間もなかったので、お堀だけ撮っておいた。

明治時代までは天守があったようだ。(画像はwikiより)
明治に大本教の出口王仁三郎がこの城を購入し神殿にしていたそうだ。今は大本教の敷地で見学には許可を取る必要がある。そういえば、出口なおは綾部だったな。このあたりは大本教の宗教色が強い地域らしい。

ききょうの里 谷性寺(こくしょうじ)

亀岡からバスで「猪倉」で下車。
京都市内は結構人口密度が高いものの、ちょっと離れるともう田舎。
今でも古民家があちこちにあって、こんなにギャップある地域もめづらしい。
京都は市内よりも離れたところが自分的に落ち着くー。

面接来る前は来る気があまりなかったものの、この風景みて住んでみたくなった。
「たまらんにゃーこののどかな風景」
と思いながら面接へ。
まー田舎。
でも、以前受けたアルミ工場より民家あるだけまだまし。
はたして、この近くに賃貸あるんだろうか。

面接は、筆記試験1時間、面接1時間。なげー。
「どのような熱意をもっておられるでしょうか」
とどこも似たようなこと聞いてくる。
「たかがプラスチックに熱意なんて湧いてくるかよー」
とかあほらしく思いながら適当に答えた。
さすがにプラスチックの知識はあまりないから、よーわからん。
終わったのも16時すぎ。

谷性寺

バス停までの帰り道、来るとき気になった場所があったので立ち寄ってみた。

近づいてみると「光秀ゆかりの寺」らしい。

この中には光秀の首塚と光秀木造が安置されているようだ。
夏になるとききょうがこの一帯に咲き乱れるらしく桔梗寺とも呼ぶ。

【谷性寺(光秀寺)】アクセス・営業時間・料金情報 - じゃらんnet
谷性寺(光秀寺)の観光情報 営業期間:その他:営業 拝観は事前連絡が必要、交通アクセス:(1)その他 ◆JR嵯峨野線「亀岡」駅から京阪京都交通バスで「猪倉」下車、徒歩約5分。谷性寺(光秀寺)周辺情報も充実しています。京都の観光情報ならじゃ

なぜ、桔梗かといえば、光秀の家紋が桔梗紋だからだろう。

桔梗紋

桔梗紋は美濃(岐阜県)を治めていた源氏の土岐氏関係の一族が用いていた家紋。明智家も土岐氏の支流一族として知られる。他にも坂本龍馬も同じ桔梗紋。坂本家は、明智光秀の娘婿であった明智秀満の子、明智太郎五郎を先祖としていることから用いているようだ。他にも、加藤清正、山県昌景、太田道灌なども用いていたが、悲劇の最後を遂げていることから「悲劇の家紋」とも呼ばれている。

ゆっくりしているとバスの時間に間に合わないので帰る。

亀岡城に立ち寄ったときは、もう真っ暗。
何が写っているのかよくわからない。
京都市内のホテルでちょっと贅沢な夕食をとって一夜を過ごす。

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