渡来人、四国に多かった? ゲノムが明かす日本人ルーツ

渡来人の日本のゲノム

現代の私達は縄文人と弥生~古墳時代の渡来人の混血であることが知られている。
渡来人は、九州や出雲地方に渡来してきたと言われてきており、この地域に渡来系民族の遺伝子が強く残っていると思いがちだが、意外なことに近畿や四国方面に多い結果だという。

東京大学の大橋順教授らは、ヤフーが2020年まで実施していた遺伝子検査サービスに集まったデータのうち、許諾の得られたものを解析した。1都道府県あたり50人のデータを解析したところ、沖縄県で縄文人由来のゲノム成分比率が非常に高く、逆に渡来人由来のゲノム成分が最も高かったのは滋賀県だった。沖縄県の次に縄文人由来のゲノム成分が高かったのは九州や東北だ。一方、渡来人由来のゲノム成分が高かったのは近畿と北陸、四国だった。特に四国は島全体で渡来人由来の比率が高い。なお、北海道は今回のデータにアイヌの人々が含まれておらず、関東の各県と近い比率だった。

以上の結果は、渡来人が朝鮮半島経由で九州北部に上陸したとする一般的な考え方とは一見食い違うように思える。上陸地点である九州北部よりも、列島中央部の近畿などの方が渡来人由来の成分が高いからだ。大橋教授は「九州北部では上陸後も渡来人の人口があまり増えず、むしろ四国や近畿などの地域で人口が拡大したのではないか」と話す。

渡来人、四国に多かった? ゲノムが明かす日本人ルーツ

記紀によると、皇族は九州から大和へと東征したという内容になっている。
しかし、四国の記載がない。
大和に到達した後に四国へとわたったのだろうか?
確かに、東征のあとは、ウマシマジの越智氏の祖となるオチノミコトが愛媛の豪族となったり、阿波忌部氏も渡来人とも考えられる。

しかし、淡路島になぜイザナギ神社があったり、オノゴロ伝説があるのか、
淡路、四国を起点として国生みが行われていったのかも謎である。
気になっているのが、紀元前5300年頃に起こった鬼界カルデラの噴火で、西日本がほぼ壊滅してしまったこと。西日本の人は海を渡り中国などに逃避して散らばっていったとも言われている。

その後、他民族と混血し原点復帰で日本に戻ってきたのが渡来人なのかもとも推測している。
なぜなら、記紀の系譜の原点は造化三神で皆同じだから。
記紀のストーリーの流れは、イザナギ、イザナミの話の部分だけが、普通の流れで考えると繋がりにくく、原点回帰で考えると繋がるように思える。
天孫、国津系、秦氏の渡来人もみな実は原点は同じだったんじゃないかなーと予想してます。

稲荷神社は四国にない。
何かやはり重要な秘密があるような気がします。

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真理の島 四国(愛媛、香川、徳島、高知)

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